プレミアリーグ ビッグ6のプレッシング強度を比較する【PPDA分析】
Arsenalyze
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プレッシングはモダンフットボールの核心だ。今回は PPDA(Passes Allowed Per Defensive Action)を使って、プレミアリーグ上位6クラブのプレッシング戦術を比較する。
PPDAとは
PPDAは「守備アクション1回あたりに相手が許可されたパス数」を表す指標だ。数値が小さいほど、より積極的にプレスをかけていることを意味する。
2024-25シーズン前半戦データ
| クラブ | PPDA | 昨シーズン比 |
|---|---|---|
| リバプール | 6.8 | -0.4 |
| アーセナル | 7.2 | +0.1 |
| マンチェスター・シティ | 8.1 | +0.9 |
| チェルシー | 8.9 | -0.7 |
| トッテナム | 9.4 | +1.1 |
| マンチェスター・U | 10.2 | +0.3 |
リバプールがPPDA 6.8と突出したプレッシング強度を誇り、スロット新監督のもとで昨シーズンよりもさらに積極的なスタイルへと進化している。
アーセナルの変化
アーセナルはPPDA 7.2と高水準を維持しているが、昨シーズンより若干低下している。これはアルテタ監督が「保持後の守備移行」を重視し、全員プレスではなくブロック守備を使い分ける戦術的選択の結果と解釈できる。
シティの変化が示す課題
シティのPPDA悪化(+0.9)は深刻だ。プレッシングの強度低下は、コンパクトな守備構造の崩壊を示しており、失点増加との相関が見られる。
これらのデータは、単純な「強いプレッシングが正義」という議論を超えた、各クラブの戦術的アイデンティティを映し出している。